

今日はちょっとしたてとらの小話
フィリピンでの経験をお話しするよ
はじめに:フィリピンの子どもと出会って変わった、私の世界の見え方
「幸せって何だろう?」
この問いの答えは、私にとって長い間ぼんやりとしていました。物に囲まれ、情報にあふれる日本での暮らし。便利で清潔で、何不自由ないはずなのに、心が満たされていないと感じることがありました。
そんな私が旅した先は、フィリピン。東南アジアの小さな島国。リゾートとしての印象が強かったこの国で、私は人生を変える出会いを経験します。
それが、「フィリピンの子どもたち」でした。

1. 路地裏の笑顔が教えてくれたこと
初めてフィリピンの地方都市を歩いたときのこと。舗装されていない道、裸足で遊ぶ子どもたち、風で飛ばされそうな屋根の家々。日本とはまったく異なる風景の中で、最初は少し戸惑いさえ感じていました。
海付近に住む子供たちの家は、満潮になると浸水なんて当たり前です。
でも、そんな私に向かって、まっすぐな笑顔で「Hello!」と手を振ってくる子どもたち。
言葉が通じなくても、距離は一瞬で縮まりました。
数分後には、「一緒に遊ぼう」と手を引かれ、ひたすらにおにごっこの鬼をさせられました。彼らの無邪気な姿に、私は思わず涙が出そうになったのを覚えています。
🟠 彼らがくれた大切なメッセージ
「幸せは、“あるもの”に目を向けることから始まる」
フィリピンの子どもたちは、物がなくても心から楽しむ方法を知っているのです。
2. 貧しさ=不幸ではないという真実
日本では「貧困=かわいそう」という印象がつきがちです。しかし、フィリピンの子どもたちと過ごして気づいたのは、“貧しいから不幸”とは限らないということでした。
彼らは食事を分け合い、寝る場所が狭くても寄り添って眠り、壊れたおもちゃでも工夫して遊びます。そこにあるのは「つながり」と「助け合い」。
例えば、ある日、私が訪れた家庭では、お母さんがボコ(ヤシの実)を振舞ってくれました。「自分の家もぎりぎりじゃないの?」と聞くと、「ほらほら、早く食べて食べて」と微笑んで答えてくれました。
この助け合いの文化は、小さな子どもたちの中にも自然と根づいています。年上の子が年下の面倒を見る姿は日常の光景です。

3. 自由でのびのびとした自己表現力
もうひとつ驚いたのは、子どもたちの表現力。フィリピンでは、音楽やダンスが生活に根付いています。家の前で踊る、歌う、笑う。大人の前でも臆せず自分を出せる子が多いのです。
日本では「空気を読む」ことが重要とされる文化がありますが、フィリピンでは「自分を出す」ことが歓迎されます。
この違いが、子どもたちの自己肯定感につながっているのかもしれません。
あるとき、私は小学校を訪問しました。授業参観中に突然音楽が流れ、クラス全員が一斉に踊り始めたのです。照れたり遠慮したりする子は誰一人いません。みんな堂々とリズムにのり、全力で楽しんでいました。
恥ずかしい?そんなこと考えている時間がもったいない。今を楽しむ、それが彼らの答えでした。
そんな彼らの姿に、私は衝撃を受けました。
「子どもらしさって、こういうことだったのか」
彼らの中には、“自分を出していい”という安心感がしっかりと根づいています。
4. 英語力とコミュニケーション能力の高さ
フィリピンは英語が公用語のひとつであり、多くの子どもたちが英語に触れながら育ちます。私が訪れた地域でも、5歳や6歳の子が自然と英語を使っていました。
「Where are you from?」
「Do you like mango?」
このような問いかけが、私の心を柔らかくしてくれました。恥ずかしがらずに話しかけてくれる子どもたちの積極性にも驚かされます。
また、彼らは外国人との関わりにも非常に慣れていて、言葉以上に表情や身振り手振りを使って伝える力が高いと感じました。
このような経験は、将来グローバルに活躍する人材としての可能性にもつながると感じます。

てとらは英語なんて話せなかったんだぜ!
でも子どもたちが何度も何度も話しかけてくれるおかげで、どんどん言葉を覚えることが出来たのだ!!
最強の英語勉強法、それは現地の子どもと話すことだって言い切れるのだ!!
5. 教育の現場から見える意欲と可能性
フィリピンでは、公立と私立で教育環境に差があります。電気が不安定な教室、教材が足りない学校も少なくありません。
それでも、子どもたちは学ぶ意欲を強く持っています。
ノートを大事に使い、先生の言葉を真剣に聞き、友だちと教え合いながら学ぶ姿勢。それは、「学べることが当たり前ではない」と知っているからこそ生まれる、純粋なモチベーションなのかもしれません。
ある小学校での印象的な言葉
「先生になるのが夢。だって家の近くの子どもたちに英語を教えたいんだ」
夢を持ち、それに向かってまっすぐ進もうとする子どもたちの瞳は、本当にまぶしく見えました。
6. フィリピンの文化と家族のつながり
フィリピンでは、家族の絆が非常に強いです。両親だけでなく、祖父母、叔父叔母、いとこも含めた「拡大家族」で暮らすことも多く、子どもたちは多くの大人たちに見守られながら成長します。
「バヤニハン(Bayanihan)」という助け合いの文化が根づいており、それが子どもたちの優しさや協調性を育てています。
また、信仰心が強い国であるため、祈りや感謝の気持ちを大切にする子どもが多く、「ありがとう」や「ごめんなさい」が自然に言えるのも特徴です。

てとらが泊めてもらっていた家族の家では、親戚の子ども、友達、その他いろんな人が普通に泊まりに来ていたのだ
家はとても小さいのに、寝れるスペースがあるから泊める、そんな日本では考えられない光景に目を見張ったのだ
てとらも家族と言ってくれた時には、涙が出そうになったのだ><。
7. 子どもたちとの出会いがくれた“原点回帰”
私自身、フィリピンの子どもたちと過ごしたことで、自分の価値観が大きく変わりました。日本に戻ったあと、何かに悩んだときには、あのときの笑顔を思い出します。
「幸せは、足し算じゃなく、見つける力だ」
そんな言葉が心に浮かびます。
おわりに:フィリピンの子どもたちは、世界を優しくする力を持っている
フィリピンの子どもたちは、笑顔と優しさ、助け合いの心、そして生きる力を持っています。それは私たち大人が、忘れかけている大切なことかもしれません。
旅行者として彼らに出会った私は、むしろ**「与える側」ではなく「与えられる側」だった**と気づきました。
どうか、あなたにもフィリピンの子どもたちの魅力に触れてほしい。きっと、心が温かくなる体験になるはずです。

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